秋晴れの中 ソバの脱穀
11月2日(木)、この日は快晴。青空のもと、新野そばの会の方々とともにソバの脱穀を昔ながらの方法で体験させていただきました。毎年のことなので、子どもたちは手順を憶えていて、手際良く作業が進みました。
まず、はぜかけからはずされたソバの束を棒でたたいて実をブルーシート上に落しました。叩いて実を落とすことは簡単だと思ってとりかかりましたが、子どもたちはどうやってやったらうまくいくかいろいろな方法で確かめながら脱穀の仕方を工夫していました。中には、たたくのをやめて実の部分を両手で揉んで実を落としている子もいました。なかなかいい方法でした。次に、ふるいを使って大きなゴミを取り除きました。そして、唐箕(とうみ)を使って小さなゴミとソバの実を分別しました。子どもたちは、唐箕の中を覗き込みながらどういう仕組みでゴミとソバの実が分別されるのか興味津々の様子でした。
昔ながらの方法で脱穀をすることで、昔の人の知恵を知ることができました。
脱穀できたソバの実は、ソバ粉にされ、11月14日(火)、全校でそばを打っていただく予定です。
心温まる音楽会
11月1日(水)素晴らしい天気に恵まれ音楽会が開催されました。
みなさんが 歌ったり演奏したりすると、みなさんの心は翼をつけて聞いている人の心に飛びこんでいきます。聞いている人の心に飛び込んだその心は、後から来た音楽を迎えて、聞く人の心の中で一緒に踊り出します。
素敵な演奏ばかりでした。自分の思いを伝えようと、みなさんの一生懸命歌う表情に感動しました。合奏も、これまで繰り返し繰り返し練習をした成果が発揮されて 素敵なハーモニーが醸し出されていました。みなさんの奏でる音色が私たちの心を温かく包みこみ、この新野ハーモニーホールを温かな気持ちでいっぱいにしてくれました。
秋が深まり新野の山の木々がゆっくりと色づき、赤や黄色の花の木の葉っぱもみなさんの演奏に拍手を贈ってくれています。
小学生のみなさん、中学生のみなさん、そしてPTAのみなさん、素敵な演奏、本当にありがとうございました。