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「地域食の日」を行いました

本日は、新野小学校の総合的な学習と生活科の授業としての発表や実践の場として「地域食の日」としてイベントを行いました。新野小学校で作った野菜類を中心に、地域の方からいただいた食材も加えて「新野っ子汁」を作ったり、地域の伝統食の御幣餅を自分でこねて焼くまでを行ったりしました。

5・6年生は昨日きれいに洗った野菜を1時間目から皮むきして、煮るために細かく切る作業を分担して行いました。さすがは高学年です。素早く、手際よく作業が進みます。これはとても美味しい新野っ子汁になることを確信しました。

火力の強い良い炭を「花の木なかよし会」の方々に準備をしていただきました。これなら御幣餅が短時間で良い感じで焼けること間違いなしだと思いました。

粘りが出たご飯を計量はかりで計ってラップに包み、準備してあった焼き串につけて広げていきます。焼き串と新野小の焼き印は教務主任の先生が作成してくださいました。焼き串は子どもたち一人ひとりがサンドペーパーで磨くなどして仕上げました。今回は250gのご飯を伸ばして御幣の形と大きさに広げていきました。

新野っ子汁は今回は煮干しで出汁をとり、豚肉を最初にぐつぐつ煮ています。その後、新野小で採れた野菜や地域の食材を少しずつ入れていきました。5・6年生が順番で切った野菜類を持って来ました。

準備を一時中断して、体育館で「地域食の日」はじめの会を行いました。会の中で花の木なかよし会の皆さん、新野日赤奉仕団の皆さん、新野小学校の諸活動を支援してくださっている方々の紹介がありました。

はじめの会のあと、全校児童は縦割り班で移動し、早速御幣餅作りに取りかかりました。まずはラップに包んだご飯を串につけるところからです。地域の方々に分かりやすく教えていただきながら、みんな楽しんで御幣餅作りに取り組んでいました。

沢山の野菜類が入った新野っ子汁は最後に味噌を入れて完成です。今回はサイドメニューにポテト&パンプキン&スウィートポテトサラダを作りました。これも新野小で収穫された野菜をふんだんに使っているのでボリューム満点です。

いよいよ会食です。生活委員長のあいさつで「感謝いただきます」をしました。

対策で会話はできませんが、みんなの思いが感じられる会食だったと思います。

「感謝ごちそうさまでした」のあいさつのあと、全員で片付けをしました。特に5・6年生は最後まで細かい所の片付けや清掃をしてくれました。こういう姿を下級生たちが見て、学校の先頭に立つ姿勢を学んで行くんだと改めて感じました。

今年度から始まった初めての行事ですが、子ども達や学校職員が地域の方々と関わる中で多くを学び、そして感謝の気持ちを伝える素敵な行事になったと思いました。