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日別アーカイブ: 2020年12月18日

地域の方のお話

まず、100年以上も前の大正2年1月16日に伊豆神社が火事で焼けた話をしていただきました。雪祭りの後、火の不始末が原因で焼けたそうです。また、同じ年の11月に本町から学校の近くまで45分で80戸の家が焼けてしまったそうです。当時の家の造りと使っていた材料が今とは違っていて燃え広がりやすい状況にあったことも説明していただきました。

そして、昭和40年3月9日午前0時ごろに起きた新野の大火の話をしていただきました。原町にあったメリヤス工場から火が出て、火はまたたくまに燃え広がったそうです。ものすごい火と煙と、そしてそれを消そうとする消防団の皆さん、地域の皆さんが一生懸命夜中暗いところで、なおかつかなり寒い中で消火活動を行ってくれた光景が今でも忘れられないと話されました。

火事は人の命を簡単に奪ってしまうし、家も焼いてなくなってしまうが、他の人たちにも大変な迷惑をかけてしまう。ちょっとした油断で火は燃え移ってしまう。こんなことちょっとやっても大丈夫かなと思っていると、それが空気が乾いたこの時期は大変なことになってしまうことなど、話をしてくださいました。

本や資料などで、歴史については勉強はできますが、その時の情景や人々の気持ちなどは、なかなか伝わりません。今回の講演では、実体験の中から話をしていただいたので、そこがよく伝わってきました。今回は貴重なお話をありがとうございました。

町5学年合同社会見学

5年生が2~4時間目に町の他の小学校5年生と一緒に、新野にある阿南部品の工場見学に行きました。7名全員が元気よくあいさつし、歩いて阿南部品まで行きました。

町5学年合同社会見学のねらいは次の通りです。

①阿南部品の向上を見学し、自動車の部品がどのように作られているかを知り、社会科の工業の学習と関連させて理解することができる。

②町内の4校合同で見学することを通して、お互いの良さに気づき、協力して見学に臨むことができる。

工場見学のあとは、4校の5年生全員が町バスに乗って新野小の体育館に移動して、仲良く昼食タイムとなりました。メニューは新野の名産の御幣餅とあまごの塩焼きでした。そしてデザートもついてきました。

新野小の5年生がそれぞれのバスを笑顔で送りました。またこれからもこのような活動を通して阿南町の小学校の同学年として良い関係を築き、更に楽しく充実した交流を続けていきたいと思います。